森林破壊について
森林は、空気を浄化します。
他のも雨水を貯え大雨の日でも土砂崩れを起こりにくくしています。
そのほかにも人の心をおちつかせます。
われわれ人間が起こした森林破壊を食い止めるのは、われわれ人間の使命です。
すべては未来のために・・・
森林破壊の実体と原因
ヨーロッパでは、産業革命前後にほとんどすべての原生林が切りつくされてしまいました。
今のヨーロッパの森は二次林(人工林)ばかりです。
また酸性雨の影響で大きな被害が出ています。
アメリカの原生林もあと15%となり、世界の原生林の4分の3以上が失われてしまいました。
1990年のFAO(国際食料農業機関)の調査報告によると、1年間に日本の面積の約半分にあたる面積の森林が消えそのまた半分が砂漠化しています。
1分間に東京ドームの6個分の広さの森林が消えている計算になります。
では、なぜ森林破壊が進行しているのでしょう。
もっとも大きな原因は先進国の商業伐採です。
日本は世界第2位の緑被率(国土の66%)を誇る森林大国でありながら自国の木材は使わず、人件費の安い発展途上国からただ同然に大量に輸入し使い捨てているのです。1960年代に日本はフィリピンの森林を切りつくし、70年代はインドネシアを、現在はマレーシアの木がどんどん切られすでに半分近くもなくなっています。
このまま伐採を続ければ近い将来、地球上から森林が消えてしまいます。
生命維持装置である森林が消えてしまったら、私たちはどうなるのでしょう?森林がなくては、人間ばかりではなく陸上生物のほとんどは生き延びることはできないのです。
森林破壊防止のために木材にかわる新しい建材が今、求められています。 |